配列

配列の使い方

次のプログラムは、10個の数を入力し、入力された数を逆順で 表示する。

#include <stdio.h>

int main(void) {
    int i;
    int table[10];

    for (i=0; i<10; i++) {
        scanf("%d", &(table[i])); 
    }

    for (i=9; i>=0; i--) {
        printf("%d\n", table[i]);
    }

    return 0;
}
reverse.c

配列とは、変数を複数個並べたもので、上の例のように

    int table[10];

と書くと、table[0]〜table[9]の10個のint型の 変数が使えるようになる。

table[0] table[1] table[2] table[3] table[4] table[5] table[6] table[7] table[8] table[9]

一般形で書くと、

    型名 配列変数名[定数];

となる。「型名」はintやdoubleなどである。 「定数」の部分は正の整数値であり、配列の個数を指定する。

上の例のように、配列の添え字は0から始まるため、 n個の配列を作成した場合添え字として使えるのは 0〜n-1であり、nは使えないことに注意。 上の例では、table[10]を使うことは出来ない。

なお、初期値を指定したいときは、

    int table[3] = {1, 2, 3};

のように書くことも出来る。これは、

    int table[3];

    table[0] = 1;
    table[1] = 2;
    table[2] = 3;

と大体同じ。

2次元配列

2次元的に並んだ変数の集合を作り、それに対して2つの添え字を 指定して使うような、「2次元配列」を作ることが出来る。

    int table [2][3];

とすると、2×3の配列が作成できる。ここで使えるのは、

table[0][0] table[0][1] table[0][2]
table[1][0] table[1][1] table[1][2]

の6個のint型変数である。

配列